構造改革特区(3)

2009年12月10日

今回は、<実現した香川の特区例>について紹介します。


特区には、

《   教育分野    》    
《 農林水産業分野 》
《  生活福祉分野  》 
《 幼保一体化分野 》
《  産業振興分野  》 
《   観光分野    》    
《  まちづくり分野  》 

に分かれています。

香川県は現在、3つの特区が認定されています。


~~~~~~1~~~~~~
おいでまい高松IT特区

<認定地方公共団体>香川県高松市
<区域の範囲>高松市の全域
<概要>
 高松市は、都市機能の強化を目標に、地域産業の高度化、活性化を図り、新規産業の創出を支援するため、高度情報処理事業所の立地に対する助成を行うなど、その誘致に
努めている。また、市内には多くの産業支援機関や試験研究機関が集積する香川インテリジェントパークがある。そこで、IT関連の人材のニーズも高まってきていることから、「初級システムアドミニストレータ試験」及び「基本情報技術者試験」に係る特例措置を活用し、人材育成を積極的に行い、雇用の創出や人材の集積により地域の活性化を目指す。
<規制の特区措置>
・講座修了者に対する初級システムアドミニストレータ試験の一部免除
・講座修了者に対する基本情報技術者試験の一部免除



~~~~~~2~~~~~~
さぬきIT人材育成特区

<認定地方公共団体>香川県さぬき市
<区域の範囲>さぬき市の全域
<概要>
 さぬき市には、技術・工学部系の人材教育・育成機関があるものの、IT関連職業の求人数は多く、量的には不足している状況にある。そこで、特区制度を導入し、優秀なITスキルを持った人材の育成を促進することにより、IT人材の就業機会を増加させ、ひいては、県内外からのIT関連企業の本市への立地と促進することで地域経済の活性化を実現することができる。また、本市内で開設される講座を受講することから、市外からも学生・社会人の流入が想定され、交流人口の増大から地域経済のみならず地域全体の活性化にも繋がると考えられる。
<規制の特区措置>
・講座修了者に対する基本情報技術者試験の一部免除



~~~~~~3~~~~~~
安心・安全の給食特区

<認定地方公共団体>香川県宇多津町
<区域の範囲>香川県綾歌郡宇多津町の全域
<概要>
 宇多津町は、行政面積8.07平方キロ、人口17,460人(平成17年国政調査)と非常にコンパクトな行政運営を行っている。その特徴を活かして、学校給食センター(平成19年度から20年間PFI方式により運営予定)から公立保育所へ給食の外部搬入を実施する。このことにより、児童の発達段階に応じた栄養面でバランスのとれた献立を作成し、安全で質の高い給食を提供することが可能となる。また、調理業務の効率的運用が可能となるとともに、地元食材の調達割合の向上やアレルギー対応食の提供を容易にする。
<規制の特区措置>
・公立保育所における給食の外部搬入容認


上記の情報は、
首相官邸HP
<構造改革特別区域推進本部ページ>

より抜粋したものです。

詳しい情報は、
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/ninteisinsei.html


次回は・・・ダッシュ
私たちNPO法人 LSINが提出した構造改革特区の提案書の内容について、
紹介します晴れ




Posted by Luppy & N.Y. & Orange & M.S. at 20:11│Comments(0)
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